「家族サービス」酩酊してCKM55(拾弍)
2010年11月02日 (火) | 編集 |
旦那と奥方が珍しくワインを空けて、酩酊状態で話しこんでいる
どうやら例のレコードの件で、旦那がなにやら講釈を垂れているようである。

・・●田●二のレコードをキレイな音で聴きたい、ウォークマンでも聞けると嬉しいな。
家内のリクエストを簡単にまとめると、こういうことである。
私としては、家内の希望を実現するための方法を幾つか提案することになる。

一、通販のチラシでよく見かけるレコード、カセット、CDの怪しげな一体型コンポを購入。
二、音響メーカー製の、デジタル変換が謳い文句のUSB端子付きレコードプレーヤーを購入。
三、音響メーカーのレコードプレーヤーと、オーディオキャプチャーケーブルを購入。
四、この際、本格的なターンテーブルと、オーディオキャプチャーケーブルを購入。

AD変換の仕掛けとしては、下に行くほど軍資金を要することになる。
LP何枚かを変換するために、DJが使うようなターンテーブルはもったいないので四は却下。
一と二は、誰でも簡単にレコードをデジタル化できる製品である。
一は、レコードをかければCDが出来上がる、音の良し悪しなど考えてはいけない(爆)
二は、パソコンやUSBメモリにデジタルデータを出力する、簡易な波形編集もできる。
三は、多少の知識と労力を伴うが、圧縮形式の選択から波形編集まで思い通りにできる。

家内には、後々の面倒も考えて、二のシステムを提案したいと考えていたのだが、
ソニー、パイオニア、DENONから出されている製品、どうも評判がよろしくない。
USB端子付きプレーヤー自体、種類も少なく、メーカーも力を入れていないようである。
皆さん大事なレコードのデジタル化は、専門業者に頼んでしまうのだろうか。
確かに品質は確かだし、LP一枚三千円くらいだし、簡単には違いないのだけど・・・・。

仕方が無いので、三の仕組みを実現に移そうとして、ふと家内に尋ねてみた。
“一体どの程度キレイな音ならいいの?”
“●田●二が音作りに凝っているので、兎に角レコードの音を残さず聞き取りたい”
ここから、ワインの酔いも手伝って、音源のニワカ講釈が始まった。
そもそも、アナログ音源とデジタル音源は、似て非なるものであること。
デジタル音源も、CDのWAVE音源、MDのATRAC音源、他に幾多の圧縮形式があること。
圧縮音源はオリジナル音源から、何某かのデータを間引いた擬似オリジナルに過ぎないこと。
音源に自分の耳の性能以上の音質を求めても、音の違いはわからないこと。
よって、無闇に軍資金を投じればよいというものではないこと。

赤い顔をして暫く聞いていた家内が言った、
“ちゃんと聞いたことないから、音の違いがわかるかどうかなんて、わからないよ~”
確かに、普段家内は、ノートパソコンのスピーカー(爆)でCDを聞いているのだ
半ば呆れながら、私は酩酊状態でパソコンに向かい、オーテクのCKM55をポチった。
“まず、このイヤホンでMP3(192kbps)に圧縮した曲を聴いてごらんなさい“

キレイな音だの、音作りだの、を云々言うのは、それからである
(「家族サービス」拾参につづく)