「ドラマ・アニメ鑑賞」(拾四)あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
2011年06月30日 (木) | 編集 |
全十一話を視聴、とても素敵な物語、年甲斐もなくジンと来るものがあった。
アニメレビューサイトには沢山のコメントが寄せられている。
好意的なもの、批判的なもの、様々だけれど、みんなこの作品を楽しんだのだと思う。

見る人間の年齢や過ごした人生、現在の立場や環境によって、色々なコメントがあっていい。
恐らく二十台を主な対象にしているのだと思うが、
歳を重ねて世間を斜めに見ているようなオヤジでも、忘れかけた心の琴線が震える気がした。

今でも“あの頃”暗くなるまで遊んだ友達の名前を全部言えるだろうか。
みんな今頃どこで何をしているだろうか。
かくれんぼや虫取りをしたあの空き地は今もあるだろうか。
もう一度会えるときがあるのかな。

監督や声優陣をはじめ、スタッフの方々が、この作品を大事に思う気持ちが伝わってきた。
面白いアニメは沢山あるけれど、この作品は自分の特別な作品のひとつになった。
(「ドラマ・アニメ鑑賞」(拾五)につづく)