「ドラマ・アニメ鑑賞」(拾参)マルモのおきて。
2011年06月10日 (金) | 編集 |
しゃべる犬が出てくるのである
何故しゃべるかとか設定は不明である、きっと最後まで触れてはいけないのである。

・・日曜夜九時にドラマ枠を復活させたフジテレビ、強敵“仁”を迎えて窮余の策に出た。
“子供と動物”は諸刃の剣、現場は大変な上、当たり外れが大きい。
まるで、ギリシャのソブリン債のようにハイリスク・ハイリターンな企画である

しかしフジテレビの奇策は、まんまと成功しつつあるようである。
前評判では独走と思われた“仁”に視聴率で肉薄し、主題歌CDがチャートを賑わしている。
その原動力となり、視聴率を牽引しているのは、間違いなく子役の“芦田愛菜”である。
彼女(同じく子役の鈴木副を付けてもいいが)を主役に配した時点でほぼ反則的である。

“芦田愛菜”と言えば、日テレが昨年放送した“Mother”での天才っぷりは見事である。
自堕落な両親に虐待され、食事も与えられず、仕舞にはゴミ袋でゴミに出されてしまう。
ゴミ袋から顔を出したシーン、逃亡生活での健気な様子、に“やられた”視聴者は多かろう。
堅実な脚本と松雪泰子や田中裕子らベテラン陣も健在で、ドラマは高評価を得た。

その最も旬な天災子役の“芦田愛菜”が、毎回元気に走ったり踊ったりである。
ドラマ自体は凡庸ながら、彼女に癒されるお年寄りや団塊の世代は多いに違いない。
ちなみに、阿部サダヲはいつもの調子なので構わないが、
十七年振り連ドラ出演の世良公則や伊武雅刀が“マルモリダンス”を踊る姿は郷愁を誘う(爆)
(「ドラマ・アニメ鑑賞」(拾四)につづく)