「東北地方太平洋沖地震」(参拾六)ユウレイイカ。
2012年11月28日 (水) | 編集 |
幻の深海生物だそうである

・・今月半ばから神奈川・静岡沖でユウレイイカが複数捕獲されているらしい。
この深海生物が生体で捕獲されることは非常に珍しいらしく、だから名前も幽霊だとか。
深海で何か起きているのかもしれないし、これから起きるのかもしれない。
相模トラフ、南海トラフの巨大地震の前兆かもしれないし、そうでないかもしれない。

イタリアでは地震を予測できなかったことで専門家が刑事罰を受けたりしているが、
日本の専門家の多くが指摘するように、科学は巨大地震の短期予知ができる水準にはない。
様々なデータや現象を前に、常に謙虚に、災害の可能性に備えることが大切である。

十数体のユウレイイカの異常行動が示さんとする意味は、残念ながら誰にも分からない。
ただ、“もしかしたら”と災害に備えておくことは意味のない行動ではない。
ペットボトルの飲料水の交換、持出し袋の点検、家族間の約束事の確認、etc.
この機会に多くの人が危機感を新たにするのなら、ユウレイイカも浮かばれよう。
(「東北地方太平洋沖地震」参拾七につづく)