「音源を疑ってみた」
2013年05月31日 (金) | 編集 |
旦那が何やらぶつぶつと、う~む、でも~しかし・・・、なんのこっちゃ

・・Walkman A866とATH-CKM70の相性に納得がいかない
Walkman S739Fのアナログアンプとの相性が良かっただけに、音の変化に戸惑うばかり。
単に“慣れ”の問題かと思い数日過ごしてみたけれど、矢張り残念な音に変化はない。
あれほど繊細に鳴っていた女性ボーカルが、ベールを被って、伸びきらず、平板に聞こえる。

ふと思い立って、DAPを変更したことで音源が劣化しているのではないかと疑ってみた。
現在A866に入っているデータは、S739FのデータをXアプリで一旦PCに戻し、
バックアップツールで新PCに引っ越した後、再びXアプリで転送し直したデータである。
データの転送設定で“形式はそのまま”としているのでデータの再変換はしていない筈だが、
S739からPCに戻す時には非常に時間がかかり、タグの情報が乱れていた記憶がある。
何かと不可解なXアプリ(汗)だけに、上記の過程でデータが劣化したのかもしれない

仮説1:転送を繰り返したためにデータが劣化している可能性。
検証:A866内の楽曲を幾つか、CDから新たに取り込み直して、新旧の音の違いを聴き比べた。
結果:いずれの楽曲(mp3,256kbps)も違いを感じないことから、転送の繰り返しによる劣化はほぼ無いと考えられる(ほぼとしたのは、波形分析などせずに己の馬鹿耳による判断なため)。

仮説2:転送方法(Xアプリによる転送)でデータが劣化している可能性。
検証:A866内の楽曲を幾つか、PCからD&DでA866(musicフォルダ)に直接コピーした。
結果:XアプリとD&Dによる転送で、いずれの楽曲も違いを感じないことから、転送方法の違いによる差はほぼ無いと考えられる。ちなみにXアプリによる転送では、楽曲の拡張子がomaに変わるが、これはソニー独自のファイル形式(コンテナ)であって中のデータ形式はmp3のままである。ただ、Xアプリがvbrデータに対応していない(orz)ためか、-v0でlame変換したmp3データは全て“mp3(320kbps)”と表示される。D&Dしたデータは正確に“mp3(xxxkbps)vbr”と表示されるので、気持ちが悪いといえば悪いが、データ自体には問題なさそう。D&Dだとプレイリストが使えない不便もある。

上記の結果、A866内にある音源が、S739F内の音源から劣化していることはなさそうである。
両者が同一のデータである以上、残念な音の変化は矢張りATH-CKM70の限界なのだろう
解決するにはイヤホンの新調しか・・・・、DAPを変えたばかりなのに、あぁ物欲が・・・・。