
2018年02月20日 (火) | 編集 |
”うん、そだね~” の微笑ましさとは裏腹に

・・氷上のチェスとも言われるカーリング ⛄
一度ルールを覚えれば、見た目に分かり易く、駆け引きが楽しそうな競技。
実は、物理学の視点からは興味が尽きないのだとか

投げたストーンが、静止したストーンを弾く動きは、
物理学の基礎である運動量保存の法則を使って容易に説明できる

一方で、ストーンが曲がる動きは、現状では十分な説明が難しいらしい

例えば、
ストーンの軌道は、回転と摩擦の力学で予測されるのとは反対に曲がる、
ストーンの回転量と曲がる量は関係せず、寧ろ回転するほど曲がらない、
スウィーピングは曲がり始めを遅らせるだけで、曲がる軌道とは無関係、etc.
氷を溶かしてストーンを曲げるのがスウィーピングだと思っていた・・・・

各国のカーリング協会では、攻略のための物理的探究が続けられている。
一見すると簡単そうなカーリング、
物理学で説明困難な現象を、訓練と経験で補う奥の深い競技と知った (@_@)
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