「ドラマ・アニメ鑑賞」(八拾弐)おやじの背中。
2014年08月22日 (金) | 編集 |
もったいないオバケが出てきそうである

・・TBS系列の日曜劇場枠で放送中のドラマ、なかなかの空回りっぷりである。
日本を代表する10名の脚本家が手掛ける一話完結型のオムニバスドラマ。
各話に出演する役者陣の顔ぶれは、通常ドラマの主役級がずらりと豪華に並ぶ。
“一組の親子”をネタにした脚本家の競演はさぞ面白かろう、と思ったが・・・・

この企画、一時間枠で成立させることに無理があったのではないかと思う。
毎話面白げなネタではあるけれど、起承転結を駆け足で詰め込んでいるので内容が薄い。
観ている側としても、なかなか感情移入できずに中途半端に物語が終わってしまう印象。
考え過ぎだと思うけれど、脚本家や役者の“単発だし”という空気が滲むような。

せめて毎話二時間の枠を用意できれば、映画並みの充実した内容になったに違いない。
これだけの脚本家と役者を集めて、何と残念、勿体ないことこの上ない。
(「ドラマ・アニメ鑑賞」八拾参につづく)


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